このリールを購入するまで巻物にはTD-Z103MLを使用していました。TD-Z103MLを購入した理由は巻物をストレスフリーでバシバシ撃って行く事を狙ったからです。それにはやはりシマノの遠心よりダイワのマグと判断しました。実際ギア比の設定も私の巻物の好きなスピードにピッタリだったしストレスフリーだし軽くて使い易いです。当初その性能に驚きました。
しかしカルコン101を使用し始めて直ぐに更なる驚きを感じました。 まずシマノの遠心は設定がピーキーと言う私が勝手に抱いていた印象を払拭してくれました。少々アバウトな設定でもストレスフリーでバシバシ行けます。 そして何より驚いたのはその巻き心地の質感です。ただ単に滑らかと言うだけでなく、それによりクランクのボトムノックやカバーに接触した時の振動を伝えてくれます。(もしかしたらそれにより根掛りが減るかも。) 以前○様がTV番組でそんな風な事を言っていたのを思い出し、「本当だ!」と実感しました。 グラスロッドを使用する時は多少なりとも感度を補ってくれるかもしれません。
キャストフィール、ブレーキ設定、巻きの質感等総合で考えると『より人間の感性に近い機械』と感じました。
しかし私の使用しているグラスロッドはフッリッピングスティック並みの重量の為、カルコン101をセットして一日撃ちまくると腕パンパンになります。そんな時もうちょっと軽ければなと思ってしまいます。ギアはそのままでもうちょっとボディーの金属の肉厚を薄くしてもあの剛性は失われないのではないかと思うのですが、そう簡単には行かないのでしょうか? |