はぜさん |
Type-X |
- | 2004/04/06 |
- | ★★★ |
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辺地沿いをダダ巻き。良さそうな所でトゥイッチ。 |
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確かにカエルに見える。ボディ全体を見渡せばカエルを正確にイミテートした訳ではない事が分かるのだが、顔と腹部のぼてっとした曲線が如何にもカエルらしく、デザインに説得力を持たせている。 ボディ中央やや後ろを支点とした激しいウォブリングはジャパニーズクランクらしからぬものであり、水を非常に強く掻きまわす。慣性バランサーの役目を持たされている2つのラトルボール同士がぶつかる金属音も大きく、小型のモデルながらアピール力は絶大である。 トゥイッチすると予測不能なアクションを見せる、前転したり側転したりローリングしたりする。ダダ巻き時とのアクション差はかなり大きく、チョイスしてきたバスに口を使わせるきっかけになるだろう。また、完全停止状態からトゥイッチすると180度ターンを見せる。トップウォーター的に使用するのもあり。ただトゥイッチで使うには、もう少しスローフローティングな方が使い易い。サスペンドモデルもあったら面白いと思う。 シャロークランクとしては非常に良く出来ており、アクションの引出しの多さを考えると、他のシャロークランクに食ってこなかったバスが、こいつにだけ反応する可能性は否定出来ない。 |
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投擲性能がやや低い。SR-Xグリフォンより重量があるにもかかわらず、飛距離が変らない。 どう考えてもあの足ひれはNGである。機能的に優れていても、強度的要求を満たさないパーツを付けてはいけないというのは、工業製品を設計する上での常識である。位置的にも、フック傷が付き易く投擲時ストラクチャーに真っ先にヒットする場所にある。プロや上級者ならともかく、一般アングラーが使用した場合下手をすると一投目で折れる可能性もある。メガバス社がこの危険性について真剣に検討したのかどうか甚だ疑問。 リアフックがヒートン直付けになっているのも問題である。フックを交換する際にはヒートンを抜き、フック接続部を伸ばさねばならない。ねじ込み部とフック接続部の耐久性に疑問がある。 製品精度が低い。足ひれにバリが残っている。価格を考えたら返品の対象になっても文句は言えない。 プラグとしての性能以前に工業製品として失格。いやしくもグッドデザイン賞を受賞するくらいの企業ならこのような問題を抱えた製品を発売してはいけないと思う。世の中には優れたアイディアであってもたった一つの問題点のために製品化できない物が幾らでもある訳で、プラグだけが例外であろうはずもない。 同社のグリフォンゼロと使い所が被る(こっちの方が使い勝手が良いが)。また、同社が言うほど革命的なモデルであるとは、残念ながら言えない。 細かい事を言うようだがタックルボックスの中で場所を取り過ぎて邪魔(足ひれのために他のプラグと噛み合わず場所を取る)。ポケットサイズのボックスの場合、うまく収めないと蓋が閉まらない。 |
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実は、僕はこのプラグをかなり気に入っています。 使い勝手が良く、特にトゥイッチしてしつこく誘える所はなかなか面白いと思います。 ただし、ウイークポイントをメガバス社が解消してくれないかぎり安心して使えません。是非とも改善して欲しいと思います。 レーベル社のフロッグとの比較は「おさわがせ…」名で先にやったのでここでは触れません。
一匹釣れたので記念更新(笑)。暗くなってからへち沿いをダダ巻きしていたら20cmくらいのおちびさんが食ってきました。ただしその後2,3回アタリがあったものの乗らず、なおも投げ続けたら沈黙しました。フッキングにやや難があるのと、ややスレ易いという可能性があるかもしれません。 いい釣りが出来たら更新します。 |