深山烏さん |
POP X |
- | 2002/12/02 |
- | ★★★★★ |
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ストラクチャー周り、オーバーハングブッシュの下など、主にピンスポットで使用。アクションは、スプラッシュを一回させた後、ウォーク&ポーズをねちねちと。マズメ時はスプラッシュメインでもよい。また、ベタ凪のオープンエリアでも効くことがある。 |
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オリジナリティ溢れる設計。ハイドロカップ・ウォーターダクト・慣性バランサーシステム、これらの優れた特許構造、そして、それらにより生み出されるサウンド、スプラッシュ、アクションは秀逸。特に、スプラッシュとそれに伴うサウンドは気に入っている。 外装も丁寧に作られていて(設計者は20%の力で作ったと言って憚らないが)、よいと思う。テールフェザーも綺麗。 |
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ラッキークラフト製の、楕円形のリングをかまして使っている。直結で、このルアーの能力を完全に引き出すのは、難しいだろう。リングを標準装備しても良いのでは?と思う。一般的に、ポッパーとして分類されているが、スプラッシュ機能付きの対ピンスポット用スモールウォーキングペンシルぐらいの認識で使えばいいと思う。使いどころを誤らなければ、結果は勝手についてくる。 ところで、他のルアーと違って、Xのまえに-(はいふん)が入っていないのだが、私は、なんとなく-をつけたほうが感じがよいので、データを付けるときは、POP-Xと表記することにしている。 私は、実はこのルアーに複雑な感情を抱いている。このルアーがなければ、今ほどメガバスがメジャーにならずにすんだのかもしれない。そして、基本的にマイナーな物が好きな私は、知る人ぞ知る名品のような感じで、メガバスの道具を使えたのかもしれない。しかし、このルアーが登場して、メガバスがバサー全般に認知され、売上が上がらなかったら、今日のような、ラインナップの充実はなかったのかもしれない。ジレンマである。・・・いや、それでも、このルアーが登場するか否かを問わず、遅かれ早かれ、メガバスはメジャーになったんだろうな・・・。 |