PEラインの割りにハリが強めの為か、 PEライン特有のキャスト時のトラブルが非常に少なく、 またこのハリは感度に直結しているものがあり このラインの大きな利点になっていると思います。 ただこのハリにはデメリットもあり、 キャスト後にリールを巻くとガイドに対しての抵抗が強く、 キュルキュルとガイドにこすれる音と、 ゴリゴリと振動が手に伝わってきてなんとも不快な感じがします。
またよく言われるように透明というより乳白色のようで、 それは使っているとさらに白っぽくなっていきます。 ラインシステムを組むことを前提とすればそれもあまり気にはなりませんが、 ならば透明であるという売り、利点はあまり意味が無いモノになってしまします。 それと使用している際になんどかいきなり切れた事があり、 16ポンドだと過信しているとルアーをロストします。
表面のコートはロウのような感触で、クリンチノットでは 力を加えると抜けることがありましたので、 パロマーノットやハングズマンノットの用に 引っ張ればその分閉まるノットを使った方が無難です。 クリンチノットならダブルにするのをお勧めします。 かなり好みが分かれるラインなような気がします。 |