| 信さん |
ファイヤーライン クリスタル |
| 20年以上 | 2006/10/22 |
| □□□□□ | ★★ |
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| 16ポンドをスピニングに巻き、ノーシンカーからバイブまで何でも。 |
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| 基本的に使い勝手は、ノーマル(グレーやグリーン色)のものと同様で、適度に腰がありガイドへの絡みは少ない。その他、感度などもノーマルと同じように良い。 |
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| まずこのラインの売りである半透明・・・ですが、このラインは限りなく白に近い色で、フィールドに出る前に洗面所でナイロンと比較した時はなんとなく期待が持てましたが、実際にフィールドで使用すると白く目立ちますよこれは(少なくとも人間の目には)。まだ以前に使用していたXDSのグリーンの方が目立たないような気がします。よって、カラーによるメリットは望めないと判断せざるを得ません。そして、★2つの最大の理由は、同ポンドのXDSと比較して(いいのか分かりませんが)明らかに切れやすい、弱いという事です。XDSの時は根がかりの際、フックが伸びてルアーが生還した事も何度もありましたが、このラインは同じようなケースであっさりと切れます(何回も)。根がかりの仕方に違いもあるでしょうが、ぐいぐい引っ張ってもなかなか切れないXDS、ぐいっと引っ張るとプツンと切れるクリスタルという感じです。素材がかなり違うのでしょうか?強度に期待の持てないPEは使用したくありません。 |
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スナップに直結での使用です。恥ずかしながら本日の釣行でファイト中に2回ラインブレイクしました(ファイト中のラインブレイクは今期初です)。ドラグ調整その他、XDSの時のままで釣っていた自分に責任はあるのですが、まさかこれほど同ポンドで差があるとは思いませんでした。今日で5回目のこのラインでの釣行でしたが、もうこのラインは使いません。今から、捨てずに取っておいた以前のXDSに巻き戻します。
更新
強度についての疑問が捨てきれず(もっと強いはずなのでは)購入業者さんやピュアフィッシングジャパンさんに問い合わせ、現在確認中です。自分なりの実験も含め結果が固まり次第更新しますので、強度については今後評価を変更するかもしれません。
追加(非常に長くなりますので興味をお持ちの方のみ参考にされて下さい)
本日、クリスタルの強度実験をいたしました。素人ですのでデータとして不十分な点も多々あるかと思いますがご了承下さい。比較ラインとしまして現在使用中のXDSを用いました。(どちらも16ポンド)尚、クリスタルについてはUS仕様のものを通販にて購入したもので、正規日本仕様ではない事を申し添えます。
実験の前に気になった事
このクリスタルは通販業者さんの説明ではパッケージ(スプール)は6ポンド表示だが、USは結束強度、日本は引っ張り強度表記の為、日本仕様では16ポンド相当になる事で間違い無いとの説明であった。その後使用してみたものの切れやすく感じたので何気にスプールを再度チェック。すると、ライン径0.15mmとの表示。丁度、雑誌にクリスタルの日本仕様広告が載っていたのでライン径をチェック。なんと日本仕様6ポンドが0.15mmで、購入品(16ポンド相当)のあるべきライン径は0.192mmであった。業者さんが何らかの勘違いをしているのではと問い合わせる。回答は「商品は間違いなく日本仕様だと16ポンド相当品で、ライン径の違いは日本はライン径をレーザーで測定する為きっちり計測されるが、アメリカでは昔ながらのノギスで挟んでの計測の為、実際のライン径より細く測定され、実際は0.192mmありますのでご安心してご使用下さい」との事。正直疑問が残ったのでピュアフィッシングジャパンのライン担当氏に確認すると「何分正規品でないのではっきりした事は言えないが、材質も違うし強度がXDSと単純に比較できるかは不明。またノットが滑りやすいかも(という事でラインブレイクでなくすっぽ抜けの可能性もあるのでは?)」との回答有り。よって、一応ラインはどちらも16ポンド。クリスタルは未使用品、XDSはなるだけスプールの下の方のあまり擦れてないものを使用。
実験1 結束強度
パロマーノットにて実験。ノットの出来不出来の差が少ないのではとの期待より。(他のノットがきれいに出来ないのもありますが)
パロマーでスナップと結び、スナップにコンビ二袋をぶらさげ何キロの物まで持ち上げられるか実験。手元側はゴムの手袋をした指先に巻きつける。
結果 結論から言うと「すみません、ノットの出来の差があり十分なデータは取れませんでした」となってしまいました。結束強度6ポンド(2.7k)位はどちらも持ち上がったり、切れてみたり。どちらかに明らかな優位性無し。うまくいった場合どちらもかなり粘る。
よって実験2 引っ張り強度?らしきもの
今度はスナップは使わず、上記コンビ二袋の持ち手にラインを通し、ラインの左右それぞれをゴム手袋をした指に巻きつけそのまま静かに持ち上げる。
結果2
こちらは明らかな差が出ました。本来16ポンド(7.2k)位は持ち上がるかなと思いつつ。
3kg どちらも問題無くオッケー
4kg 〃
5kg 〃
ところが
6kg クリスタル 切れる(真ん中辺りから)XDS問題無し
再度6kg しかし同じ。
じゃあ7kg クリスタル 勿論切れる。XDSまだ切れない。
以後XDSのみ 8kg 切れず
面倒なので10kg おいおい切れないよ
指が痛くなってきたので11kg たいがいに切れろ・・・プチッ 切れた
以後2,3回各ライン、別に用意した物で同様の繰り返しも結果ほぼ同じ。
よって、引っ張り強度(らしきもの)に関しては
クリスタル16ポンド製品→約12ポンドで切断
XDS16ポンド製品→約23ポンドで切断
となりました。勿論素人の独自の実験であります。
参考までに見た目の太さはさほど変わりません。
しかしクリスタルの弱さが気になります。いつか機会があれば正規品の16ポンドとの比較をしてみたいと思います。また、パワーフィネスは手元に残ってなかったので今回は実験不能でした。ノーマルのファイヤーはXDSに近かったです。今回の実験でクリスタルの★を増やしたかったのですがファイヤー愛用者としては残念な結果に終わりました。でもこれ本当に0.192mmなんだろうか・・・(しつこい) |
