B-CUSTOMさん |
デストロイヤ F3-610XS |
- | 2003/12/11 |
- | ★★★★ |
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2003/初春から現在(2003/12)まで。 HT800ショートグリップモデル。
春のプリバスをボートで遠距離からジグヘッドで狙うためにオークションでほとんど未使用の中古を購入。 現在、現役で使っているスピニングロッドはこれだけ。唯一のスピニング。
オカッパリではスピニングを使わないのでボートのみで使用。
秋はスピニングは使わないので持って行かないが、春と夏はほとんど(80%以上)持って行っている。 (夏はメインの釣りの合い間にウィードを釣るときくらいしか使わないので使用頻度は低い。)
90%以上ジグヘッドで使用。ズル引きとスイミング。あと、ウィードレスセッティングでライトカバーにも。(50up掛けても獲れるのが前提。)
[ ジグヘッド ] 1/16oz デスアダー 1/8oz 全般 1/4oz, 3/8oz チューブ
リールはABUカーディナルC602。 ラインはフロロ5ポンド。
[ 番外 ] 同様のリールとラインで、ハギやキス等の船からの海釣りにも活躍。特にハギとキスでは感度と掛ける能力で同船者に圧倒的な差で釣り勝てる。
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まず、ロングロッドとは思えない操作性の高さ。多分、ウエイトバランスの良さと、グリップの短さによるものだと思う。 この長さで片手でキャストできるのは驚き。 ウエイトバランスもとても好き。縦さばきと、横さばき、どちらもできる。 私は横さばきのジグヘッドもやるが、これがとてもやりやすい。
また、グリップを短くしたことでブランク長も7ftクラスと同等くらい長く取れている。 グリップ短くてブランク長いのにウエイトバランスが良いのはとても不思議。
魚の引きにも竿が追従し、急に突っ込まれても竿が曲がってくれる。 ラインへの負担も軽減されているのではないかと思う。
スピニングのロングロッドなのにモッタリしておらずキレを感じさせる。 多分、ブランクにハリがあることと、先調子だからだと思う。
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社長のメディアへの露出の仕方とか、供給体制とかメガバス自体に対して気にいらないことが多く、そのメガバスの存在がこの竿のバックにあるのがとても嫌。 この竿を使ってると「作り手は本当に釣りをやり込んでこの竿を作ったんだなぁ」と釣り場で関心させられることがある。でも「作り手=社長」ふと我に返って悔しくなる瞬間。 悔しいから★ひとつ減らしてやるチクショー。
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[ 特徴 ] 長竿、先調子、操作性、遠投性、キレ、しなやかさ、トルク。
全体の印象としてはキレとしなやかさが同居したような不思議な感じ。 「投げる」、「寄せる」はしなやかに。「操る」、「掛ける」は鋭敏に。
しなやかに投げ、水中の様子を克明に伝え、半根掛り状態を繊細にコントロールでき、ハングオフにも先調子のため竿がしなり過ぎない。 そして、先調子を活かして掛け、竿の長さとトルクで貫く。 掛けてからは竿の長さを活かし、しなやかさとトルクで寄せる。
とにかく投げる、操る、掛ける、寄せる、全てが素晴らしい。
ロングロッドの利点は最大限に活かしつつ、ロングロッドの弱点である操作性を克服したロッドだと思う。
あまり竿の感度を重視して釣りはしないので、感度については自信がないが、感度も申し分ないと思う。 感度が良いと、良く釣れているときに竿の感度に頼りがちになり、ちょっとした変化をおろそかにしてしまう。 そして大事なところで「あ、今喰ってた!」(あとの祭り)というのが結構あった。
しなやかで脆さを感じないので、折れる気はしない。
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