あしもさん |
カシータスMGL |
5年以上 | 2017/12/17 |
■□□□□ | ★★ |
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港湾シーバスで近場のストラクチャーや岸際ぎりぎりにキャストしたくて買った あとベイトを数年ぶりに使ってみたかった |
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5号ラインを使っているがキャストがスムーズでびっくりした さすがにスピニングと比べると飛距離は落ちるが十分
ボディがプラスチックであるが強度は十分。70cmクラスと何度も戦っても特に問題は起きていない |
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ずっと何度も同じルアーを同じ様に投げているのに、突然ノーブレーキ→バックラッシュする現象が発生する まあ、接触ブレーキでスプールに穴開いてりゃ水が入ってくるのはわかるが・・・ 大体3時間も使うとこの現象が起こりだす。
ブレーキダイヤルによる調整は期待しないほうがいい。調整はリニアでは無いと感じる。 旧SVSのようにONOFFで対応したほうがいい。そういう意味ではSVS∞は改悪
ドラグをきつめにすると滑らかでなくなる。ギュッ!ギュッ!という感じで出る。 滑らかにしたければ緩めにしておくこと。ブラックバス用途の人なら十分だろう。 |
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きれいな状態であればコスパ最高のリールだろう。しかし、釣りは外で水やら何やらに曝されるのである。 そういう実釣状態では上手く動作しない。特にベイトでは重要なブレーキが不安定すぎる。旧SVSはそんなの無かったように記憶しているが・・・
現在DCなどのマグブレーキに買い替えを検討中
<似たような値段のダイワ・タトゥーラSVTWを買ったので比較>
●バックラッシュのなさ● 軽量級ルアー カシータス<<タトゥーラ 重量級ルアー カシータス>>タトゥーラ
軽いルアーの場合、後半スプールがフリー状態になるカシータスと違って弱いブレーキを引きずるタトゥーラは杜撰なサミングでもバックラッシュしない。 一方のカシータスは気を抜くと後半でバックラッシュする。しかし毎キャストしっかりサミングができるなら特に差は無い。
重いルアーの場合、カシータスは前半しっかりブレーキが効くので力いっぱい振っても問題ないが、 タトゥーラはブレーキ力が足りないのか前半(最高回転付近)でバックラッシュする。かといってバックラッシュしないようにブレーキを強めると後半でブレーキを引きずりすぎて全然飛ばない。 タトゥーラで重いルアーを投げる場合はサミングは雑でいいが、「振り」にかなり慎重にならないといけない。ちょっとでも力んだら重症のバックラッシュが起こる。タックルバランスが取れていないと難しい。
個人的な見解だが、インダクトローターが低回転から動きすぎていると思う。 もう少し渋くしたいが、ここは調整できないエアブレーキの急所である。 一方のカシータスのnewSVS∞はダイヤルとブレーキ個数で効き方を変えられる。 CMでは「4個固定でOK」とか言ってるが、確かに使えないことは無いが最適を目指すならいろいろ変えたほうがいい。
●飛距離● カシータス>>タトゥーラ 適切なサミングができるならタトゥーラが勝つ要素が無い。軽いルアーはブレーキを引きずりすぎ、重いルアーは思いっきり振れない。 しかしタトゥーラの強みは軽量ルアーも投げられて("飛ぶ"わけではない)適当なサミングでもバックラッシュしない、 トラブルフリーなことであるから比較することではないと思う。
性能とはあまり関係ないがカシータスは実に気持ちのいい綺麗な放物線を描いて飛ぶ。軌道が分かりやすい。
●巻き感● カシータス<<タトゥーラ これはもう圧倒的にタトゥーラが滑らか。というかカシータスが悪すぎる。 だがタトゥーラはなんとなく感度が鈍い。ドラグの違いが原因か? タトゥーラのドラグは非常に滑らかであるが巻き感がちょっとフワっとしている。 感度をリールに求めるのは間違っている気もするが・・・
●総括● 「バーサタイル」とは何か?について考える。 (1)広い用途に使える。しかし多少の技量がないといけない。 (2)雑に使ってもそれなりに使える。技量がなくても機械が補完する。 前者がカシータス。後者がタトゥーラであると思う。 ただし、タトゥーラは性能が軽量に寄りすぎて重いものが扱いづらい。 カシータスはどんな物でも扱えるが雑な操作が許されない。 似た価格帯の商品なので迷った方は自分がどんな人間かよく理解して選ぶべし。
ちなみに私はデイゲームでカシータス、ナイトゲームでタトゥーラという使い分けをしている。 |