ココアさん |
アンタレス 12 |
15年以上 | 2012/10/04 |
□□□□□ | ★★★★ |
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HGのLハンドル ナイロン14〜18ポンド、フロロ12〜16ポンドで14g〜20gを中心とした打物8割巻物2割 68MHや70Hロッドで使用 |
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X-SHIPとマイクロモジュールギアで巻心地が非常にシルキーで滑らか ドラグを閉め忘れたか?と思う位に雑味がない巻心地 負荷が掛っても変わらず滑らか それでいてHGにも関わらず巻き上げも非常にパワフル なのでウィードの多いエリアでの打物にも重宝している 藻ダルマになったルアーを普通に巻いてこれる・・・ 本当にコンクの存在意義が薄れるのではないかと思うほどパワフル・・・
14gを超えるくらいのルアーの遠投性能 同径の初代のピーキーさが薄れ、誰にでも簡単に扱えるようになっている 軽いキャストでもスーっと伸びる T3等の34mm径でTN65をフルキャストしていた飛距離を、やや力を抜き気味でも届かせることができ、キャストの正確性が格段に上がる
基本的なブレーキセッティングは中のブロックの個数を決め、あとはダイヤルで調整するだけで簡単 めんどくさければ2個オンであとはルアーや風向き事でダイヤル調整すれば事足りる 何よりダイヤル調整機能が秀逸で1〜6の範囲で可変でき、体感でブレーキブロック1個分くらいの調整幅で、無駄に広くなく本当に微調整できる ダイヤルもクリック機構等はなく無段階に調整できる また慣れればキャスト後、もう少しブレーキ落としてもいいなぁと思った時などパーミングしたまま調整できる ちなみにブレーキの不具合は一度も発生していません
懸念していた重量やパーミングは思ったほど悪くはなく、むしろややヘビーな釣りにおいてはロッドとのバランスがいいとさえ思える アンタレス初のMgフレーム採用でアンタレス史上最軽量 DC版同様サムレストも工夫されていて親指の据わりも良い
42mmロングハンドルも使いやすい HGで回収も早い |
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スプール重量は約15gと重たい部類に入るため7〜10gのやや軽めのルアーは普通と言うか微妙と言うか・・・ 特にそれらのルアーでのピッチングはスプール重量等で立ち上がりがやや鈍く、37mm径と言うこともあり扱いにくさや、若干弾道の浮き上がりを感じる AR(34mm12g)アルデバラン(32mm11.5g)メタマグ(34mm11,5g)T3(34mm13,5g)ですので当たり前っちゃ当たり前ですが・・・ 初代がたしか14gでしたからスプール組としては重くはなっていますが、初代は回転への影響が少ないにもかかわらずシャフトがチタンですし、こちらはステンレスですのでスプール単体自体は軽くなっているんでしょうね 初代に比べたら全然扱いやすい優等生です
クロームメッキの色が明かるすぎる 初代やAR,DC7-LVのようにややブラッククロームかかった色味のがよかった
シマノ全般にいえることだが、エッヂをつかった微妙なサミングがしにく
Mgフレームにしては重め おそらくハンドルがアルミの鍛造なのでそこが結構重量とってるかもですが
リールセンターからハンドルが離れすぎ メカニカルをもう少し小さくすればもっと寄せられたのでは? メカニカルがデカすぎて取り外しにくい |
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ややヘビー級にもってこいのリール 初代同様に14g〜20gの遠投で真価を発揮しますが、少し下でもそれなりに扱えたりはします
また初代のじゃじゃ馬感はかなり薄れてすっかり大人になっていますので、おもいっきりロッド振り切っても全然問題ありません ARを初めて使った時のようなトータルで安定してるなぁといった感想です 初代のインパクトが強すぎたと言うべきか・・・
ただやはりオールラウンドと言う意味では、ベイトリールの黄金律とも言われる34mm径搭載機種のが分があるのは確かです SVS∞、Mgフレーム、MMギア、X-SHIP搭載でNewARかNewメタマグをだしてほしいです
この巻心地だけは一度味わったら引き返せません← |