KAZ3さん |
アンタレス(含む5) |
30年以上 | 2024/06/11 |
■■■■■ | ★★★★★ |
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ハンドルを84mmに交換し、ノーマルスプールで総重量3/8ozから1ozまでのルアー全般。ZPIのマグネットユニットとシャロースプールだと1/4ozから。 |
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・好き嫌いが分かれるが個人的に歴代遠心アンタレスの中で1番デザインが好き。 ・1/2oz以上のルアーを投げた際の無重力感。 ・しっかりとメンテナンスしてる個体で有れば現在でも巻き心地は良いはず。 ・当時、ベイトリールのサミングを上達させてくれたリール。 |
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・純正ドラグワッシャーのドラグ力が弱い。(YTフュージョンの乾式ドラグワッシャーをギヤサイズに合わせて加工し取付けて改善) ・ノーマルモデルだとハンドルが短いので84mmに交換必須なとこ。 ・マグネシウムスプールに傷がつかない様にやや気を使う。 ・92メタXT、97メタXT、00メタMGもそうだけど、ブレーキツマミ組の固定雌ネジ穴が油分によって劣化してヒビが入ったり割れが発生するリスクがある。(サイドカップ側のスプール軸受ベアリングに注油する際はベアリングを取り外した上で注油し、余分な油を拭き取ってからセットした方がいい。) ・クラッチレバーまわりが弱い。1:クラッチレバーを固定してるEリング下の金属ワッシャーには裏表があって、間違えてセットするとクラッチ受ケレバーAを削ってしまい、クラッチの切り心地が悪くなる。2:クラッチレバーを切る際は親指の位置をなるべくハンドル側に置いて切らないとクラッチレバー受ケBが経年的に摩耗してくる。 ・サイドカップ連結部のダンパーブッシュBにも取り付け向きが有り、向きを間違えるとサイドカップの開きが悪くなり本体枠と干渉する。 ・新品状態でもスタードラグベアリングにゴロが発生してる個体がある。(ベアリングをカラーに圧入した際にベアリング外周が圧迫されて歪みが生じてるみたい。ベアリングをカラーから外すとゴロは無いので圧入後の検品を当時のシマノはしてなかったんじゃないかと個人的には思ってる。万が一ベアリングがダメになった時はボルト・蝶ネジ・塩ビ管・ワッシャーを組み合わせてベアリング脱着工具を作ればOKです。) |
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・年代的に結構古い機種ですがしっかりメンテナンスしてる個体で有れば今でも快適に使えるリールです。(3/8oz以上。) ・タミヤのEリングセッター(2mm用)の先を幅をヤスリで削って持っておくと、サイドカップ連結部のEリングをセットするのが一瞬なのでおススメです。 ・ハンドル固定ナット(リテーナーを固定するナット)を締める際はリテーナーの穴2箇所にプライヤーの先を差し込んだ状態でロックし、メガネレンチを使って締めて下さい。(中古個体を今まで30台位バラしてきたけどちゃんと締まってない個体が多いです。) ・US版のスコーピオンアンタレス(CALAIS)だと純正でアンタレスARみたいなアルミのブランキングシャロースプールが搭載されてるんだけど、最近はオークションにも中古個体が出てこないんだよね。どんな使用感なのか凄い気になる。 ・ハンドル固定ビスが緩むって言ってる人が居るけど、ゴミみたいなドライバーじゃなくて、ちゃんとしたサイズのあったトルクを掛けれるドライバーでビスを締めれば緩んでこないよ。(暫くバラさないならネジロックを塗布すればOK。)
最大巻取り長:6.2(ギヤ比)×37(スプール径)×3.14(円周率)=720mm(糸巻き量やキャスト後の糸痩せで多少変化。) |